卸電力市場の価格高騰に伴う2月以降の電気料金への影響と対応につきまして(個人・法人低圧契約のお客さま※)
日本卸電力取引所(JEPX)の電力価格は、新型コロナウイルスによる事業活動縮小の影響を受け、昨年春以来低い水準がつづいておりましたが、12月下旬から急激に気温が下がったことによる全国的な供給逼迫により、過去に例がないほどの急激な価格高騰が発生しております。関連する報道に伴い、みんな電力の電気料金についてお問い合わせをいただいております。今回の卸市場価格高騰によるお客さまの料金への影響と当社の対応についてお知らせいたします。
みんな電力は、電源コストを6カ月平均で調整する「電源コスト調整単価(みんなワリ)」という仕組みを採用しております。このため、電気料金が急激に高騰するようなことはございませんが、卸市場価格に連動するFIT電気の仕入れ価格の上昇分が2月以降の電気料金に反映される見込みです。
また、影響を受ける2月の電気料金については、料金シミュレーションにて使用量に応じた電気料金(実請求金額)をご確認いただくことができます。
※一部高圧法人含む
■みんなワリについて
https://minden.co.jp/personal/plan#minnawari
■2月の電気料金シミュレーションはこちら
個人のお客さま https://minden.co.jp/personal/plan#simulation
法人低圧契約のお客さま https://minden.co.jp/biz/simulation
詳細につきましては、以下を併せてご確認ください。
1.みんなワリの仕組みと、電気料金への影響見通しについて
当社は主にFIT電力および再生可能エネルギーを仕入れ、お客さまに供給しています。
このうちFIT電力の仕入れ価格は、制度上、常に変動している市場価格と連動しています。この仕入れ価格の変動をなるべく小さく抑え、お客さまに電気料金としてご請求できるよう、当社は「電源コスト調整単価(みんなワリ)」という仕組みを導入しています。
当面の電気料金における電源コスト調整単価(みんなワリ)につきましては、以下の通り見通しております。
<1月分>
2020年6月~2020年11月の仕入れ価格を基に算出するため、今回の市場価格の高騰は影響しません。
<2月分>
2020年7月~2020年12月の仕入れ価格を基に算出するため、電源コスト調整単価(みんなワリ)に以下の通り反映されます。
例:使用量300kWh/月の場合、1月比660円増となります(東京電力エリア)
<3月分以降>
今後の市場価格の動向により、より影響が出てくる可能性があります。動向が分かり次第、都度お知らせさせていただきます。
個人のお客さま、低圧契約を結ぶ法人のお客さまにおいて、当社は①基本料金に加え、電気の使用量に応じた②従量料金 ③電源コスト調整単価(みんなワリ) ④再エネ賦課金の合計で電気料金を算出しています。
市場価格の変動につきましては、先述の通り、③電源コスト調整単価(みんなワリ)の価格に反映させていただいております。
2.ご負担を緩和するための対応
当社では従来から、JEPXの変動に影響を受けない非FITの再エネ電源比率を高められるよう、非FIT電源の調達に注力しています。これによって発生したJEPX高騰の回避分は、お客さまへ還元できるよう検討を進めております。これについては、対応が決まり次第あらためてお知らせいたします。
今後も、電力価格の動向を確認いたしまして、お客さまのご負担が過度に増加しないよう対策を講じてまいります。
3.節電のお願い
現在、厳冬のため電力需要が高まり、全国的に電力の需給が厳しい状況となっております。みなさまには節電へのご協力をお願いいたします。
本件につきましてご不明な点などございましたら、下記問い合わせ先までご遠慮なくお問い合わせください。
4.本件に関するお問い合わせ先
みんな電力 カスタマー・サポート
TEL:03-6277-5441 (受付時間 平日10:00~18:00)
E-mail:https://portal.minden.co.jp/contact/guest
※報道関係は以下までお願いします。
広報担当 中村(080-7142-5287)佐藤(080-7142-5295)
代表TEL:03-6805-2228(受付時間 平日11:00 – 15:00)
E-mail :pr@minden.co.jp